ハッピー・クリスマス。
ジョンとヨーコが「War is over」と歌った日のうちに、一年を振り返りたいなと思って、ぽつぽつ書いています。
 
(1)今年は「湯川カナのリベルタ学舎」から、「みんなのリベルタ学舎」になった一年でした。
(2)今年も、いっぱい迷惑をかけた、一年でした。
(3)War is over, もし…
 
  
▼今年は「湯川カナのリベルタ学舎」から、「みんなのリベルタ学舎」になった一年でした。
 
去年のいまごろは、4月のリニューアルオープンに向けて、後に(「0期生」と呼ばれることになる)チーム主婦6名と、手探りで組織づくりを始めたところ。
幸い、集まってくれたのは、それはそれはとても真摯なひとたちでした。
「バカ正直」の使い方でいうなら、「バカ真摯」。
そして私も、そこだけはバカ真摯に、「みんなの場所にしたいから、イヤなときは言ってね」と言い続ける覚悟……というか、やせ我慢は、心に決めていました。
 
はじめの頃は、すごく、「私の理想」が色濃かったように思います。
その理想像から導き出した、私がみんなのために最高だ!と思うことを提案しても、真摯なみんなは、真摯に考えて、「んー、なんか、イヤ」と言います。
「イヤなときは言ってね」とは言っていたものの、そう言われる度、じつは心の中で号泣していました。
「なんでこの思い(そして、みんなのためにお金も時間も出している自己犠牲)、わかってくれないの?」と。
 
 
つらかったな。
何度も何度も自問して、でもやっぱり私は、自分の思い通りにできる小さくて閉じた「外部」のない王国ではなくて、みんなが笑顔でいられるような開かれた草原をつくりたいと願ったんだと、あらためて決意して。
 
それで今度は、みんなの声を、どんどん聞き始めました。
すると、どうでしょう!
なんと、私が、ちっとも楽しくなくなったのです!!
あらま。
 
いやいや、そんなはずはない。
だってこうやってみんなの希望をできるだけ聞き入れて、ちゃんとみんなのための場をつくろうとするのって、間違ってないよね……?
でも、バカ真摯なみんなが、すっごく心配して訊いてくれます。
 
「ねえ、カナさん、いま楽しい? カナさんが楽しくないと、私たちも楽しくないよ。気を遣ってくれているのすごくわかるし有り難いけど、カナさんが楽しいのが、いちばん大事なんだよ」
 
 
そう、私は、忘れていたのでした。
私もまた、「んー、なんか、イヤ」と、ちゃんと言うことを。
 
自分を、世界の神様にしないこと。
だからといって、相手をも、神様にしないこと。
 
相手もイヤと言える。自分もイヤと言う。
それはたぶん、「生身の人間同士として、誠実に向かい合う」ということ。
相手の人間性も、自分の人間性も、置き去りにしないということ。
欠点も弱みもいっぱいある、そこそこ・ぼちぼちの人間同士としてフラットに対話をしながら、その都度その都度、落としどころをたしかめて、またお互いの変化に応じてこまめにていねいに対話を続けていく、そういう真摯な姿勢。
 
 
あーあ。
どん底くらい、落ち込みました。
ダメだ。いまの私では、「私の思い通りにみんなをする」かたちでも、「みんなの思い通りに私がなる」かたちでも、「みんな」も「私自身」も、誰ひとりだって、幸せにできないや。
私は、みんなの期待に応えられない。
みんなも、私の期待に応えられない。
そして、その必要も、まったくないんだね。
 
「ごめん、私の力では、みんなを幸せにできません」
5月。ちょうど、21年一緒に過ごしたひとと、離婚・別居した時期でもありました。
本当に、誰ひとりだって、私は幸せにできない。
大切な家族だって、私自身だって。
心の底から諦めきったとき、底が、パカッと開きました。
 
 
その頃、ムスメがちょっと、調子を崩しました。
それまで、みんなに「こどもは体調を崩すものだから、看病でいつでも休んでね!」と言いながら自分だけ「経営者だから」と無休を貫いてきた私が、初めて、娘のためにお休みをいただきました。
事業を始めて2年4ヶ月め。はじめて、ムスメのために休む。
それも、頑張って現場に出ようとする私を、メンバーがみんなで「こちらはだいじょうぶだから、今日はお嬢さんと一緒にいてあげてください」と(実際には顔面蒼白になったりしながらも)、休ませてくれたのでした。
ありがたかったな。
本当に、ありがたかった。
 
その後、シングルマザーの毎日、ものすごくチームのみんなに支えられてきました。
夏には、一期生として、新たに4名が参加。
今度は、「メンバーが増えること」「新しいメンバーでできることを新たに考えること」の楽しさを心底感じながら、キャッキャとまたチームをつくっていきました。
不思議なもので、そろそろ落ち着くかなと思ったら、それぞれのメンバーに思いがけない出来事が訪れます。
(いや、みんな、いろいろありました! ……むしろ人生は、それが常態なのか?)
その事態に集中するためにそれまでのエースが離脱した瞬間、新しいエースが生まれる。
気がつくと、冬には全員がエースになっていました。
 
 
そうして、今週行われた、今年最後の月例会議。
メンバーからの「カナさんがいなくても余裕。」の発言が、涙が出るほどうれしかったのは、そういう理由でした。
一年かけて、ちゃんと「みんなのリベルタ学舎」になった!
なってた!!
 
来月から「二期生」が、企画運営チームに参加します。
なんだか新メンバーのお申し出が、すでに5、6人になっています。
もちろん、私も入りたい!
こんな楽しいところ、ぜひ続けたいもーん☆
クビにされないよう、がんばろーっと♪
 
 
 
▼今年も、いっぱい迷惑をかけた、一年でした。

仕事でも友人関係でも、また、たくさんの方にご迷惑をおかけしました。
たくさんのお叱りも受けました。本当に、ありがとう!
 
でも、ひとつ変わったのは、「譲らない」部分ができたことです。
上にも書いたように、私は、他人の期待に応えられるような人間ではない。
それに、その必要もない。
 
バカ真摯に、自分の人生を生きようと思います。
 
私がいまいちばんしたいこと。
それはたぶん、すべての命に、「今日生きていて、おめでとう! あなたのそのままの存在のおかげで、世界は豊かだよ、ありがとう!」と言い続けることです。
そのような敬意をもって、他人の命(と自分の命)に接することです。

それしかできません。
そんな、何の役に立つかよくわからない私と、生き物の時間をシェアしてくださるみなさま(これを読んでくださっていることも含めて)。
たぶんいっぱい迷惑をかけていると思います。それでもつきあってくれて、生かせてくれて、本当にありがとう!
 
 
 
▼War is over, もしも…
 
ジョンとヨーコのHappy Xmasには、(War Is Over)という副題がついています。
ジョンがクリスマスの歌をうたっているとき、ヨーコがずっとうしろで War is over, if you want it. とうたっています。
その意味をすごく重く感じた、今年のクリスマスでした。
 
今年最後のリベルタ学舎の講座で、尹雄大さんが「過去は変えられる。過去を変えることができるのは自分だけだ」と言われていたのが、つよく印象に残っています。
 
自分と和解する。
被害者である自分から、未来へと……いや、とりあえず、他ならぬ「いま・ここ」の現在へと、自分を解き放つ。
 
すごく難しいことですが、争いを終わらせることができるのは、自分の意志だけ。
 
ふと見上げれば、太陽は、何億年も変わらない光を、昨日も、今日も、私たちに届けてくれているんですよね。
ほんとうは、この世は、いつでも愛とあたたかさに満ちていて、
ただ、一時期、それを自分で感じられなくしてしまうことがあるのだと思うのです。
 
「正しさ」が頭をよぎるときは、知らず、誰かを裁こうとしたり、誰かを否定しようとしているとき。
(その「誰か」は「私自身」かもしれません)
難しい頭で、「正しさ」を考えても、誰も幸せにはならない。
それよりも、しっかりと、バカ真摯に「楽しさ」を感じる生き方をしていれば、少なくとも、この世で私ひとりは、間違いなく幸せになっている。
 
 
私は私が望むことで、自分自身や誰かとの争いを終わらせたいなーと、今年のクリスマスにすごく思って、それで今日中にアップしたかったのでした。
 
 
 
みなさま、今年も、命の交歓を、ありがとう!
迷惑かけて、ありがとう!!

Happy holidays☆

(※「迷惑かけてありがとう」は、たこ八郎さんの言葉でーす)

迷惑かけてありがとう(War is over)

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