12月20日のイベント「出版記念☆他力資本主義を10倍楽しむ十番勝負!」のレポート、第一弾でっす!
書き手は、小西靖基さん。
ニュージーランドと大阪を拠点に、女性の社会参加をサポートする一般社団法人などを運営されている方です。

 

足元が、祝言などでも用いられる「祝儀敷き」です!
足元が、祝言などでも用いられる「祝儀敷き」です!

 

「祝儀敷き」という畳の引き方で西宮北口にある前田畳店で湯川カナさんの『「他力資本主義」宣言!-「脱・自己責任」と「連帯」でこれからを生きていく』出版記念講演が行われました。

20人ぐらいの方々が広々とした畳の上に座布団で座るリラックスした雰囲気です。

まずは来ていただいている方々の紹介で始まりましたが、この本を手にしてイベントがあるのを知り、東京からわざわざ来られたという方もいらっしゃる熱の入り方です。

 

講演は糸井重里さん、内田樹さんとの出会いから始まり、リベルタ学舎への想いと今に至る経緯などが話されていきます。

そして、この著書の企画者の奥村聡さんとの対談では、湯川カナさんを更に解体する対談が展開されました。

湯川さんは、「自分が自分でわかっていない」ことを奥村さんによって晒されていきます。

 

「他力資本主義」と言いながら他人のことを信じられなくて人を頼ることが出来なかった湯川さんが、一歩一歩人との交わりの中で頼っていく様が伝わってきます。

そして、「大きな力の前で人が諦めるのが悔しい」という想いの中で、人の繋がりからくる可能性を模索されているのを感じます。

それは「壊れやすい卵同士繋がって弱い者同士の柔らかい卵で一緒にやっていきたい」という今後の意気込みからも感じられます。

 

この著書がカナさんにとっての始まりで、ここから新たな「繋がりの場」が産まれていくことを参加者さん同士の交流を拝見しながらひしひしと感じられた講演会でした。

 

小西 靖基

 

 

 

 

「柔らかい卵で一緒にやっていきたい」-12/20出版記念イベントレポート(1)

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