母は、ふたたびこどもを戦争に送ってはいけない。
どんなに社会が、息子の命を求めても、たとえ本人がそう望んでも、母だけはそれを差し出してはならない。
「あなたは、かけがえのない、たったひとつの命なのだから。誰がなんと言おうと、生き延びて」
それを言う最後の砦が、「家」であり「母」だと思っている。
私は息子はいないけど、なんだかそれを伝える使命があると思い込んで、いろんなことをしている。
大きな力が、たとえ母以外の世界中のすべてが、息子の命を差し出せと迫っても、力強く拒むことのできる力を、すべての母に与えたい。
いまの日本、けっこう危ないと思う。
「日本スゴイ! 自画自賛の系譜」を見てもわかる。
歴史は繰り返す、のかもしれない。
でも、私がそれを繰り返さないことはできる。
戦争にこどもを差し出さない。
母には、それができる。
とってもたいへんだけど。
がんばろう。
ということを思い出した、早川タダノリ氏連載「日本スゴイ!自画自賛の系譜」のまとめ。
http://togetter.com/li/805373
母が、ふたたびこどもを戦争に送らないために-早川タダノリ氏連載「日本スゴイ!自画自賛の系譜」