効率っていったい何でしょう? 15万の人々の人生を踏みつけ、ないがしろにするような効率に、どのような意味があるのでしょうか?」

期間限定サイト「村上さんのところ」。

3万通という質問が寄せられたのもすごいけど、それに1日何通分も返事をしている村上春樹もすごい。

そして、「原発NO! に疑問をもっています」という質問にも、正面から答えているのが、またすごい。

 

「村上さんのところ」期間限定サイト
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http://www.welluneednt.com/entry/2015/04/09/073000

回答の一部が、冒頭の文章。素晴らしいので、ぜひ原文をあたってほしいな。

 

昨夜、教育系の雑誌の新連載用の文章を書いていた。

日本は「集団教育」が多い、というのが、テーマだった。

集団の管理になると、出てくるのが、「効率」という言葉だ。

 

…と書いて、疑問を覚えて、「効率」を辞書で調べる。

 

「1.機械などの、仕事量と消費されたエネルギーとの比率」(デジタル大辞泉)

 

そうか、効率とは、もともと機械にあてはめられるべき言葉であったか!

頭の中を「効率」という言葉がよぎったとき、そこからは、人間的ななにかが抜け落ちている。

そう思っても良いかもしれないよ。

 

効率っていったい何でしょう? ― 村上春樹さんの言葉で考えた

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