第7回クロマニョン基礎講座は、特別講師に甲野善紀先生をお迎えしてプチ運動会形式での講習会…を予定していたところ、なんとも豪華な飛び入りご参加が!
まず、トップアスリート中のトップアスリート、ラグビー元日本代表の平尾剛さん。
そして、古武術をいかした介護のエキスパート、岡田慎一郎さん。
参加者の病院院長先生がつぶやかれたように、「豪華すぎる先生方」が(なぜか)集結。岡田さんなんて、4時間前に知り合ったばかり。いつも奇跡を起こす湯川カナです(キリッ)。…ではなく、ひとえに、親愛なる甲野先生の「惜しみない」お人柄のたまものです。
というわけで、最初はまずは雑巾がけレースから。
続いて、膝行競走。途中からはバックで戻ります。江戸時代までは殿中でこうやって歩いていました。合気道式ではなく、本式の膝行は、狂言の「キノコ」の動きに近い…はずなのですが。
以上は、実は、「股関節の使い方、どうでしょう?」を実感して頂きたかったのでした。そして、踏み台昇降へ。
甲野先生の模範演技は…。イスじゃなくて!
そう、虎ひしぎです!! 「なぜか全身が使える」結果から、いろいろとメカニズムを推測できることはできるけれど、日常で大事なのは「なぜか身体運用が楽になる」。
前回の山登りでも大好評だった虎ひしぎ、みんなでマスターしましょう!
そして、虎ひしぎ昇降です~。なんとなく楽になりましたか?
その後も、「日常でいちばん身を守る、受け身のしかた」「疲れたときについ前に歩いちゃう裏技」「軽々抱っこの仕方」「安定した座り方、立ち方」など、盛りだくさんの内容がありました。
きっと、受けた方のいちばん切実なテーマが、記憶に残っているのではないかと思います。「じぶんのそのままで受け取る」のが、甲野先生講習会のキモでは…と、これは私個人が思っていることですが。
そして、4時間前にうっかり知り合って連れてこられた、岡田先生による、介護の特別基礎講習も!
岡田先生の介護&股関節の使い方講習、またリベルタ学舎でしていただくことになりました! 日程が決まりましたら、ご案内いたしますね。
そして最後に、武術家・甲野先生の姿を拝見します。竹刀でしたが、その扱いの速さと美しさに、満場からどよめき。す、すごい……。
というわけで、惜しみない甲野善紀さん&豪華なスペシャルゲストのみなさんによる、本当に愉快でぜいたくで、朗らかな講習会となりました。
素晴らしい場を作ってくださった参加者のみなさまに、心より、お礼を申し上げます!!
この場に居合わせたみなさんの、毎日が、ちょっとでも楽に楽しくなることを、リベルタ学舎は本気で祈っています。
また次回、お目にかかりましょう~!!!
アルバムは、こちらをごらんください~。
湯川カナ